持ち物は少ないほうがいいですが、ミニマリストという名称はどうも好きになれません。なんかダサくないですか?名乗ることで持ち物が多い人に対して「非効率的だ!」マウントを取った気になっている感じがなんとも…
とはいえ持ち物が少ないことに突っ込まれたら「ミニマリストなので」と答えます。そっちの方が手っ取り早いので。
と言う訳で日々最適な持ち物について試行錯誤している僕ですが今回購入したのはアブラサスの旅行財布です。

これまでもアブラサスの小さい財布にお世話になっていたのですが、微妙に不満があったので浮気して初めて分かることもあるよね!と言うことでこちらの財布を3ヶ月ほど使用してみました。
アブラサスの旅行財布について
外観
中身はこんな感じ

箱のサイズから分かる通り最初は長財布のような状態で入っています。

その長財布のような状態から自分で半分に折り目をつけて使用しなければなりません。
とも思いましたがこれがきっと”味がある”のでしょう。変なとこで折り曲げてしまう危険性と”無理やり愛着を持たせにかかる感”が引っかかりますがまぁ良しとしましょう。

内側はこのように両端奥からカードポケット、札入れ、手前が小銭入れとなっています。構造は非常にシンプルです。
要領としては、札入れは15枚は余裕で入る上、小銭入れも2,30枚ならすんなり入る程の大容量となっています。
両端奥のカードポケットにはクレジットカードの厚さのカードが余裕で5枚づつくらい入るほどのゆとりがあります。多分本気を出せば7、8枚は入るのでしょうが、あまり入れすぎるとこのように裏面にカードの形が浮き出てしまうので程々にしときましょう。

特徴的なのがこの小銭入れの部分。財布の右側が緩やかな傾斜になっているので左端に小銭が転がってくるシステム〜♪です

小銭だけに割くスペースとしては異常なほどデカいです。旅行財布ということで外貨を入れる事を前提にして作られているため、普段見慣れないコインを判別する作業効率は他の財布に比べて抜群に高いことでしょう。
僕は海外旅行に行かないばかりか日本でも小銭をほとんど使わないので影響はありませんでしたが。(この写真を撮るためだけに小銭を生成しました…)
旅行財布の良かった点
とにかく薄い
「二つ折り財布」のカテゴリーの中ではマネークリップなどを除けばダントツの薄さを誇っています。
小さい財布を使いたい人で『どうしてもお札を三つ折り以上にするのが嫌だ!』『でも二つ折り財布もできるだけ薄くて小さいのが使いてぇ…』という人はこれを選んでおけば間違いないでしょう。
無駄のない構造
たまにカードサイズの小銭入れを使っているおじいちゃんや、とりあえずお金をしまう為だけのジップロックのようなものを使っている人に遭遇しますが、一周回ってそういった雑な財布の方が使いやすかったりします。
この旅行財布はワンアクションで全ての機能にアクセスできるようにシンプルに作られているので、本当はジップロックでいいけど流石に他の人の前ではいいかっこしたい人にオススメです。
外観がかっこいい
基本的に財布といえば、縦横のラインで構成されているものが一般的ですが、この旅行財布の場合、斜めの線が入ってくることによって、重たい印象になりがちな正方形にも関わらずスタイリッシュな印象を与えてくれます。
また、表面のレザーもそれなりの高級感があり、手に馴染みやすいシワ加工を施した国産牛革を使用している為、機能面だけでなく素材にもこだわっているバランスの良い財布になっています。
旅行財布の悪かった点
シワになりやすい
大容量である一方、収納するカードや小銭をあまりにも多く入れすぎてしまうと、財布の外側にシワになって刻まれてしまいます。
せっかく薄い財布を使うのであれば、中身を必要最低限に抑えるような使い方をする事をオススメします。
総評
以上が実際に旅行財布を3ヶ月ほど利用した感想でございます。
人によって財布に求める条件は違うと思いますが、
- どうしても二つ折り財布が使いたい
- できるだけコンパクトな財布がいい
- ある程度容量が欲しい
- スタイリッシュな財布がいい
と言った人は、たとえ海外旅行に行く気が無くても間違いなく使いやすいので是非使ってみてください。