皆さんは普段から“運動”できているでしょうか。
歳を重ね教育機関の半強制的に運動させられる「部活」や「体育」といった便利ツールを失ってからというもの、運動は信号点滅時の「小走り」くらいになったものです。
当然ですが大人としてこの運動量は話になりません。身体の座標をほぼ動かさず生活する現状は人間としてバグっています。
[chat face=”188948_r0wt2VWc.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]流石に死んじゃうことない?[/chat]
という危機感はあったので、プッシュアップバーを購入して週0.8くらいのペースで細々と筋トレをしていましたが、微塵も向上心がなかった僕はやる気のない肉体のいじめ方しかできず、インテリア兼障害物になっていました。
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そんなある時、Youtubeを散見していると、Tシャツを筋肉で着るタイプのムキムキお兄さんが自宅で懸垂しているではありませんか。
[chat face=”188948_r0wt2VWc.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]これだぁぁぁぁ!!![/chat]
物事にすぐ取り組まなくなる典型的な人の思考ではありますが、もうこのパッションを抑えることは誰にもできません。
ということでノータイムで購入。(実際の商品とリンクが違いますが構造は同じなので許して下さい、、)
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ここで購入する前に「壁に穴を開けなきゃいけないっぽい」ということに気づきましたが、僕の懸垂欲の前では“小さすぎる障壁”だったので迷わず購入しました。
チンニングバーの中身
単品で注文したのもあるのですが、てっきりAmazonお馴染みの段ボールに入ってくると思っていた所、丸裸で届いてしまいました。
まぁ受け取る刹那の恥ずかしい感情など懸垂をしたい気持ちの前では些細なものです。気にせずいきましょう。
中身はとてもシンプルで本体・説明書・本体を固定する部品のみです。
賃貸にチンニングバーを取り付け
早速取り付けフェイズに移行していきます。
幸運なことに僕の部屋には「チンニングバーを取り付けろと言わんばかりのスペース」が存在していたでここに取り付けていきます。
皆さんも取り付ける際は自分だけの「チンニングバーを取り付けろと言わんばかりのスペース」を探して設置しましょう。
設置方法としては「ズレるリスクの高いつっぱりのみ」と「ガッチリホールドのネジ固定」から選ぶことができるドンっ!と言った形になります。
[chat face=”188948_r0wt2VWc.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]賃貸にでかい穴は開けたくないな〜[/chat]
と保守派な僕は「ズレるリスクの高いつっぱり」を選択。賃貸の内壁の強度を信頼しテンポよくバーを回して固定していきます。
とはいえ流石にアタッチメント無しだとただの”ゴツい突っ張り棒”です。落ちた場合脊髄損傷しかねないので強度を増すためゴリゴリバーを回していきます。
キュッ、キュッ、キュッ、キュッ
キュッ、キュッ、キュッ、キュッ
キュッ、キュッ、メリッ、メリッ、バキッ、ドゴォォォン。ん?
なんでしょう?賃貸の壁から聞こえるはずの無い鈍い音が響き渡ります。
賃貸にめり込みました。
[chat face=”188948_r0wt2VWc.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]ファンタスティックやらかし[/chat]
画像では分かりにくいかもしれませんが1cmくらいめり込んでいます。手前の壁にはドアジムの一片がめり込み、壁の向こう側では壁紙が少し剥がれて何かがポロポロと落ちています。
完全にやりました。
壁に穴を開けたくない一心から被害を最小限にしようとした結果、被害が最大限になってしまいました。こういう時にこそ「急がば回れ」みたいな言葉が染み渡ります。
[chat face=”188948_r0wt2VWc.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]素直にネジを取り付けよう[/chat]
ここで決心できました。まっとうに生きていきます。
ネジの取り付け
賃貸損傷の失敗を経て「ガッチリホールドのネジ固定」へ路線を変更。気を取り直してネジを取り付けていきます。
改めてチンニングバーを一度合わせてみて水平っぽい位置にアタッチメントを取り付けていきます。ここで鉛筆など目印を書く物とかがあればより確実です。(僕は適当につけてしまいました。何も学んでいません。)
ネジをゴリゴリ取り付けていきます。賃貸にネジをめり込ませるのはやはり多少の罪悪感は残りますが、壁をぶち壊す愚行を再び繰り返すわけにはいきません。”諦めて気持ち強め”にねじ込んでいきます。
反対側も同様にアグレッシブにいきます。
紆余曲折ありましたが、なんとか取り付けが完了したチンニングバーがこちら。
ん?右側がなんか低い気がする?
多分気のせいです。小さいことには目をつぶりましょう。(適当にアタッチメントを取り付けるとこうなります)
何はともあれ賃貸の内壁が“少し破損”しただけでなんの問題もなく設置することが出来ました。
強度はいかに(ぶら下がってみた)
当初から一番心配していた強度ですが、60kgほどある僕でも難なくぶら下がることができました。固定の方法にもよりますが、使用上限体重約200kgとも記載されているので標準体型から小太り、大太りの方まで難なく使用できると思います。
やはりアタッチメントがあるのとないのでは安心感が桁違いです。どれだけ高い修繕費を請求されてもこの安心感を買ったと思えば安いものだと思うので、取り付ける人は躊躇することなく壁にネジを取り付ける事を強くお勧めします。
感想
設置さえ完了してしまえば自宅の神アプデにテンションが上がり、筋骨隆々になったと錯覚できる効果があります。普通に5回くらいで無理でしたが。
皆さんも普段運動してない方や筋トレの一環として懸垂を始めたい方は、自宅の壁を破壊に留意しつつ設置してみてはいかがでしょうか。壊しても最小限でありますように、、みんな幸せであれ、、
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